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「・・・空より、あなたへ。」 第12話  情緒不安定
今切ないのは今聴いてる歌のせい?
違うよねきっと。




切ない気持ちになってるから手を伸ばす歌が
切なくなるんだよね。




「ユメどうするの?」




「…うん」




ユメは迷ってた。
大きな勇気がいった昔、小さな勇気であなたに届く今。
それでも躊躇ってしまう。行こうか行かないか。





「やっぱりやめる」




「も~ユメまた~気持ちの上下運動が激しいよ。」




「ごめん、ごめん!気晴らしにあそこのカフェ行こう」




「じゃ、ユメのオゴリね」




「一杯だけだよ~」




「今日も日が暮れていく。人で溢れた車内息苦しい...。」




「ただいま」



「おかえり~」




母の少し低い声が小さく聞こえた。
ユメは台所に行って、今晩の夕飯を確認した。



「またカレー?」




「いいじゃん別に~食べたくないならカエレ~…」




「それギャグのつもり?」




「そうだけど」




バカにしたような笑みを残して、自分の部屋に入った。
夕日が自分の部屋いっぱいに広がってる。
なんでだろういつも見てる景色なのに、涙が出そうになる。




夕飯を食べたけど、いつもの量食べれなかった。




「ユメどうしたの?そんなに残して。
 そういえば最近元気ないじゃない」




「ちょっと今週疲労がたまっててなかなか…ね~」




それ以上嘘を言うと、見やぶられそうだと思い、
風のように自分の部屋に戻った。




ベットにダイブして音楽をかける。
窓から見える星や月に向かって歌う。
そのどれもが心を揺さぶる。





泣いてる、ずっとずっと、そばにいたいよ...。




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【2009/08/22 11:45 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 第11話  チケット
恋しいよだけどあなたに迷惑かかるから言えないよ。



だけど言わないとあたしが壊れていくのがわかるから、
怖いよ助けて。



確かに幸せだよ。電話が繋がるあなたの声が聞ける。
メールが返ってくる、絵文字の少ないあなたのメール、素直に甘えたい
本当はもっと甘えたい...。




好きでいることも、なんだかむなしいよね。
手を繋いでキスして触れ合う愛お互い共有して生きてる。
ずっと隣で眠りたい本当は目が覚めても隣にいたい
離れたくないよ。これ以上想ったら、あたし涙になって流れちゃうよ。




そばにいてもし離れなきゃいけない時があるのなら、
どんなに小さくてもいい、それでもそばにいたい。
あなたはあたしがいなくてもいいかもしれないけど、
あたしはあなたがいなくてはならないの、あたしにはあなたが必要なの。




想っても想ってもたりない、想っても想っても繋がらない、
あなたが右を歩けばあたしは左を歩いてるみたい。
あなたに出会ってあたし大切なモノができたけど、
その大切さ失いそうな位壊れそうなんだよ。




太陽と月が交互にいれかわる、どんなささいな一瞬も
あたしのこの体から離れないで、熱くても熱くても、
もっとあたためてほしい心に届くように...。




すべては出会いと別れ 。
別れのない出会いなんてどこにあるの?
最後がくると知っていたのなら、こんな辛い想いくりかえすのなら、
どうして恋をしてしまったんだろう。




優しくてまっすぐでどこまでも青く清んだ瞳、
もうあたしが好きな要素をいくつも持っていた。




あなたと待ち合わせして、あたしが先についちゃって、
少し遅れてやってきて、あたしに手をふる。
街を歩いたり、買い物したりちょっとランチしたり、
写真撮ったり、夕日見たり、星探したり・・・。
駅まで見送りに来て、またねって抱きしめてくれたり。




そんなくだらない想い書いた紙なんて、破り捨ててしまえ。




【2009/08/22 11:35 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 第8話  12時30分神宮球場前集合
太陽はずっと動かずふともう一回見上げれば、
こっそりあっちの空に浮かぶ場所を変えていた。





東京の景色に近づくたび苦いアメをなめているような味が口の中に広がる。
景色と窓の境目に映る自分をにらみつけた。





時間は不思議で好きな人といないときとまるで時計のハリが刻まれてないよいうに見えてしまう。
時間は不思議で好きな人といるとまるで時計のハリが早送りされているように見えてしまう。





「次は東京、東京」




アイマスクして寝てる彼を起こしてドア付近で開くのを少し待つ。
ドアが開いて右足から踏み出した。吸い込んむ匂いは東京にきた感じをよりいっそう感じさせる。





彼も東京は久しぶりであったらしく二人して肩を縮めた。
東京の駅はアリの巣みたいに広がっているから、たまにどこへっいっていいか
わからなくなることがある。それは今のあたしと同じよう。





この先のストーリーが予想できてしまう
その通りに進まないことをただ願うだけ。






試合が始まる一時間前に神宮球場に着いた。
このサクがなければ手を伸ばせば届いてしまうような触れられるような
一番前の席をとっていてくれた。





あたしの存在は知っていたらしく、あまり茶化すことなく座って試合が始まるのを
くだらない会話で埋めていた。





「ちょっと飲み物買ってくる」






ユメは席をそっと立ち中にあるお店で飲み物を買った。
喉が渇いていたのかおいしい。
喉が潤ったことで思考回路に余裕ができて佑君のことを考え始めた。
するとドキドキドキドキ妙な音が鳴る。





いっそう終わるまでここにいよいうか
彼にはテキトウな理由をついてここにずっといようか。





時計のハリが早く回り始めた。それは時計のイジワル。
雨ふれ雨ふれ雨ふれ雨ふれ雨ふれ雲ひとつない空にこんなこと願っても、
よけい空の青さがますだけ。





一瞬自分の世界に入り込んでいた。われにかえったときには観客の声援の声が響いていた。
試合はとっくに始まっていた。
階段を一歩一歩上る姿は、買ってもらえないおもちゃのとこでダダをこねる子供の足取りに似ていた。





立ち止まって見つめた先にあなたがいた。




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【2009/05/17 20:00 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 第6話  忘れ草
「斎藤ユメちゃんでないか」






「あぁ…」






佑君はあとをひくが電話をかけるのをやめた。






「最近ユメちゃん、どうしたんだろう毎日おまえんとこに電話とかメールしてきてたのにな」






そうそれは突然だった。
ユメが俺に会いに来たあの日以降ぱったりとユメからメールや電話が一切来なくなった。
やっぱりしつこいとメンドクサイって思うけど、全くないとなんだか足りない気持ちになる。






一日一日重なってゆく。
練習や授業が終わった合間に携帯を見る。
光もマークもなんにもなかった。
そんなある日何回目かのメールを送って午前練習にでかけた。





ユメからの返事を期待して。






冬の空は真っ青冷たい風マフラーに顔をひっこめる。





「このマフラーユメが編んでくれたんだよな」




思い出に」ひたりながらグランドに向かう。
グランドには煌々と陽射しが入っていて暖かそうに見える。
だけど実際入ってみると寒かった。






「おっす!斎藤おはよう」





「よっ」





「今日は一段と寒いな」





後藤君が背中を丸めながら腕を手ですりすりしている。





「確かにthe冬って感じだな」






「斎藤は身も心も寒いから俺が温めてあげる」






抱きついてきそうだった後藤君をよけて先にランニングを始めてるチームの中に入った。






太陽が見守る中練習は始まった。







そして午前練習が終わって今日は午前練習で午後はない。
ストレットや片付けが終わった奴らから更衣室に入っていく。






佑君は早組で更衣室に入って着替えをする。
少し汗ばんで濡れたユニホームを脱いで、タオルで上半身を拭く。





「おい斎藤おーい…」





白川君が佑君の視線を手で払った。





「おっ!わりー考え事してた」





一点をぼーっと見ていたらしい。タオルをバックにしまい服を着る。
そのジャケットの右ポッケに入れといた携帯を手にとった。






「そうだ!ユメからきてるかな」





期待と裏腹にどこか諦めてる自分がいた。






「おっ…き・た?」





きていたのは返信エラーだった。
今まで味わったことのない痛みが胸を襲う。
気づかれないようにそっとここを離れ隅のほうで電話をかけてみた。






「現在使われておりません・・・・・・」






午後からは雨その雨の音向こう側で聞こえるみんなの声が小さく聞こえる。
乾いた空気無音の切なさ。






「ユメいったいこれはどうゆうことなんだよ」






空に問いただしても風の音がむしょうに耳をかき回すだけ、、、空しい。






「どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして」





心の中はその言葉でいっぱいで破裂しそうだ。





声を聞かせて俺だけに今君に何がこってるんだい?
それは俺のせいかい?そうだとしたら謝りたい。







そうじゃなくてもとにかく連絡してきてくれないか…。








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【2009/02/10 23:00 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 番外編(4)
時の人
あの夏は過ぎ人は忘れていく
だけど それが あなたを素直にさせた





時はあなたを置き去りして流れていった
だけど それが あなたは悲しいと言う





今 思う。 





僕の名前を聞いて振り返る人
だけど もう 振り向けどさらっと流される





家の中にある君の思い出たち
冷たかったり 暖かったり





今 思う、今 思う。今、思う 今 思う...。




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【2008/08/23 23:00 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 番外編(3)
HEART






ハチ「ユメ斎藤君と連絡とってる?」





ユメは顔をふせてボソッと言った。





「自分の事で精一杯でしてない」





「じゃ今すれば?」





「えっ!!今?」





「そう今」





「今日はかけられると思うから今晩かけてみる」





そういったものの結局電話をしなかった。
そんなことばっかでただ過ぎていく日々ユメにはかけにくい理由があった。






気づけば風は夏の匂い。
思い出すあの日蜃気楼の向こう側に立っていた青い少年 白い服幼い瞳








―ある晩―




プルルルル





「もしもし」





久しぶりに聞いた声が変わっていて思わず聞いた





「佑君だよね?」





「そうだよ」





少し笑った口調で答えた。





「ごめんごめん、なんか声変わったね」





「そうどんな風に?」





「なんかね、おちついた感じがする」





「それってどんな感じ」





次の話題次の話題と探せば探す程 間 が空いてしまう。
ユメはそれを恐れていた。
それと同時に二人の繋がってなかったことが引き起こした証拠







「そうだ!佑君今週どっか行こうよ・・・海とかプールでもいいよ」





佑君は申し訳なさそうに言った





「ごめん今週野球で海外に行っちゃうんだ」





ユメは昨日寄った本屋さんで呼んだ本のことを思い出した。





「…ごめん。後もう1つ謝らなきゃいけないの」





「何?」





「あたしが彼女でごめんなさない」





「どうしたんだよ」





「佑君この間の試合で怪我したでしょ?
 それなのにお見舞もメールもしてなくてつい最近見た雑誌でそのことを知ったの。
 で、思ったたんだけど彼女として失格だって。でもねやっぱり佑君が好きなの...。」





「ユメ」





「何?」




「愛してるよ」





佑君がそんなことを言うなんて動揺したハートのドキドキが止まらない





「ユメも♡そういえば佑君お酒飲んだ?」





「それが苦くて苦くて」





そんなことを言う優君の顔が苦そうだなと想像した。
二人は笑った。幸せそうに笑った。






佑君
「俺出れる時はちゃんとでる返せる時はちゃんと返す。
 だけどお互い離れていると、ユメが見てる景色と俺が見ている
 景色伝えてもわからないように、今日明日何してるんだろうとかで
 不安になるのもわかるけど、二人が今見ようとしてるのは同じ景色だから
 これ以上不安がったり心配になったりすんなよ?」





「わかった」





「だってさ俺ユメと別れたくない」






ストレートな気持ちにまたドキドキさせられる。





高校の時に撮った写真を眺めながら夏の夜風に吹かれる。
焦んなくていい繋げなきゃ繋げなきゃじゃなくて






『繋がってるんだから大丈夫』





そうゆう気持ちって大事だわ。
そうやって過ごすのって大事だわ。






あなたに思う事が溢れて歌いたいあなたに歌いたい。





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【2008/07/15 22:35 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(9) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 番外編(2)
Will see




すれ違った気づいてないだけ
あの人はここには来ないわかってるでしょ?
あの人は忙しいわかってるでしょ?




会ったとしても苦笑い後愚られるだろう
心の中で嫌いと思っても今は抱いて
たった一人のあたしに目を向けて




あたしはいつまで生きるの
涙なしでは見てられないあなたの生涯
これからできる限り同じ時を分け合いましょう




あなたが隣にそれは幸せじゃない
あたしは幸せでもあなは嫌がってる
顔にださないだげで本当は嫌がってる




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【2008/03/22 11:12 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(6) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 番外編
件名 : シラユリ





新しい春くるたびあなたを迎える
今年はどんな花を咲かせるのかな
甘い香りそろそろあなたに会える
待ち遠しくてここから眺めて・・・ここから想ってる






あたたかい気持ちで見守ってるからね
もし会えなくなっても そっと ささやくように応援してるよ






あなたの白百合の花びら
キラキラ舞い落ちる
優しい香りあなたが好き







あたたかい気持ちで見守ってるね
遠くても いつか 側に行きたい
小さいあたし電車にゆれる






小さいあたしあなたに抱きつきたい...。





作詞:空





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【2008/02/21 22:55 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(7) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 第5話  空
ユメ母「じゃ、これカギ。なんのようか知らないけど
 用がすんだらちゃっちゃとこっちに向かいなさいよ!
 それとこっちに向かう時メール入れてね」





ユメ「うん」





ユメはバックを肩に下げ旅にでた。





ユメ「まずはあそこから」





ユメが最初に向かったのは…早実。
小柳君、後藤君、船橋君、絵垣君、神田君、小沢君、
佐々木君、川西君、監督、、アルプススタンド応援席の皆。





あの夏を揺らがした青い瞳は忘れない。





太陽とだるまさんが転んだをして遊んでる間に
沈んでいっちゃう。




もう夜になりかけている空の中ユメは早大にきていた。




人気は衰えず、神宮を埋め尽くす。
そして初めて会いに行ったこと、今でも夢事のようです。
大学でまた色んな人と出会い一つの夢に皆の力を一つにしてる、
それが青春?それを観てるあたしも青春?。




頑張らないでください無理をしないでください
精一杯やってください。




星のネオンが光始める頃、寒さをこらえて一人待ち続けている。
ここにいても斎藤君が来ないことは知っている。




なぜならば今愛媛にいるからだ。そうユメは寮にいた。
最後に瞬きをしないで見つめてそっと目を閉じた。
何かを焼き付けるように。





ユメ「お母さん今から帰るね。」





そうメールを送るともう夜は深くなっていた。
駅に向かうまでの景色もいつも以上に観る。





帰宅ラッシュ方面の逆の電車だからあんまりこんでなかったので、
座れた。




「ビックウェーブは今はもう静かな小波になった。
 海の底から本当に斎藤君を支えたい気持ちがある人が
 海面に浮き上がってきたと思う。
 

 それが一目瞭然に見え始めてきた。
 もし斎藤君に傷を負わす人がいたら、代わりにあたしが
 負います。斎藤君を好きな一人にしかすぎないだけ。


 斎藤君は野球世界のスーパーマンだもの!!
 あたしの中のスーパーマンだもの!!。


 誰も斎藤君を攻めたり奪ったりしないから、
 この距離をたもったまま見守るって決めたから人の目に
 束縛されず過ごしてください。」





「これがあたしの気持ちです。」





「この気持ちがプレゼントです。」





寮に帰ってきた斎藤君は今日もきっと山ほど届いてる手紙の中に
ユメの手紙を見つけ読み、そこで初めて引っ越したこと
転入することを知った。





メールを送ろうとしたがもうすでに遅れなくなっていた。





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【2007/12/17 01:27 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(12) | トラックバック(0) | page top↑
「・・・空より、あなたへ。」 第4話  もみじ
ユメ「お母さん忘れ物してない?」





母「それより今日の試合ちゃんと観戦してくるのよ!!」





ユメ「はいはい」





持病がなければあたしも応援に行けるのになぁ...。




目にひっかかる雲ひとつない秋の空





母「頑張れ、早大。頑張れ、斎藤君。早慶戦観に行くからね」





寒い日暮れの風に掃かれる枯葉、今日から入退院を
繰り返さなければならない。
色々検査をする午後、試合は始まっていた。
気になって空をチラチラ見る。





今まで以上に手に汗を握る。
ここで連続敗戦をしたらすべてが終わるからだ。
そんな不安をきっと皆募らせていただろう。





その日の法大戦では佑君にとって日本で初黒星となった。
検査が終わり、病室に戻って携帯に入っていたユメからのメールで
そのことを知った。





一瞬タメイキをついた。





母「TVでなに言われても言い、斎藤君ならやってくれる!!」





法大4回戦 立大2回戦みごと完投。
だがその喜びもつかの間、明大で1回戦目で2個目の黒星を
つけてしまった。





けど佑君は冷静に受け止めていた。
自分がおちつかなきゃとみせられる。





お天気お姉さん「明日は台風が上陸するでしょう」





母「そんなぁ~こんなトキに何を考えてるんだ台風は、
  明日は伝統の早慶戦って知ってるの?まったくも~。
  斎藤君のリズムを壊さないでよ。明日は晴れますように」





早慶戦第1戦目真っ青に晴れて良かったと胸をなでおろす。
神宮球場に行けない斎藤君ファンは自宅でただ祈ることしかできない。





母「あたしの声が聞こえなくてもあたしの姿が見えなくても
  一生届かなくても斎藤君を応援してるよ」





この日は残念なことにミッキー慶大に負けた。
夕方のニュースで結果を観た百合恵(ユメ母)は負けたことも
残念に思えたが、百合恵それ以上に目を離したすきに
終わってしまう位TVに映る時間が減っていることに怒りを覚えた。





母「あれだけ騒いでたくせに、これが時代か・・・」





月曜日 早慶戦第2戦百合恵は不運なことに、
その日からまた検査入院。





"負けない"の言葉の裏に、負けたらどうしよう。という
考えをしながら病室のベットで応援していた。





夕方のニュースで勝ったことを知り、1人喜ぶ。





「これで昨日の敗戦もチャラ、
 後は気持ちを切り替えてファイト!!」





火曜日 斎藤君がマウンドに立った。
空も風も見方にして鮮やかに決めていく。
勝利の匂いがうすうす香ってき始めた。
観客の声援がよりいっそう大きくなる。
最後のボールが4年生のミットに入る・・・・・・





早大側「わぁーーーーーー!!」






その頃百合恵は今日で検査を終え医師に








「今日で終わりです」








と告げられた。






早足で病室に戻った。
長びいたため夜遅くのニュースとユメのメールで完封勝利を知った。
病室で最後の夜、消灯時間を過ぎ電気を消す。





月の光がベット一面を射すと孤独な気持ちになる。





斎藤君おめでとう、勝つって信じてたよ。
 あたしもいつかその瞬間をなるべく側で観戦できるといいなって
 いつも願ってる。あたしの残り少ない人生を病に削られてたまるか!
 あたしのもう一つの恋、斎藤君に会うんだ。
 たとえあなたの目の端に入らなくても応援しているよ?」





切なくならないように歌って笑って・・・そろそろ寝ようかな。





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【2007/11/16 00:00 】 | 「・・・空より、あなたへ。」 | コメント(17) | トラックバック(0) | page top↑
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