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「・・・空より、あなたへ。」 第10話  Birthday 2 you
空にある太陽は月に変わる、
かわりばんこで変わる。



空に見えない星は夜に見える、
かわりばんこで現れる。



忘れかけていた心の中に手を見つけた。
その手を握りしめた。
それはそれは温かくて、ずっと繋いでいたくなるような。



恋はいくらでもできるけど愛は一度しかできない。
"あなたとでしか愛は産まれない"




太陽が寝返りをうち、そろそろ夕暮れも近づく頃
ある女の子はウサギのように震えていた。
今までにない心臓の音に狂い乱れる気持ち。
その女の子は決めたみたい、あの人に会うこと。



彼氏からメールがきた



「ユメ今どこ?」



昨日彼氏は古きよき友人にお世話になった。
あたしもあたしなりに昨日を過ごした。
そして彼氏からの問いを無視した。



「ごめん!先に帰っていいよ。」



理由は聞かないでほしいと強く願った。



「…そう、わかった。」



2通位のメールで終わった。
心臓の音が少し、いつもの音になったのは、
これも一つの原因だったんだろう。



空はちょうどグラデーションカラー
太陽と星のコラボレーション。
昨日後藤君に君の番号を教えてもらった。
でも本当は番号は忘れないで、覚えたいたんだけどね。
と自慢したかった。



女の子は暗くなった道端で待っている。
愛する人に伝えるために。
女の子は寂しくなる覚悟で待っている。
逃げ出したいけど…。




ただただ番号を見つめる。
最後の一桁が押せない。
怖くて怖くて本当に怖くて。
どんどんどんどん月は昇っていく。



そういえば今夜はやけに明るい。
あっちの道こっちの道見渡すけど、
君らしき影はない。



このまま終わってしまうんだな...。



「バイバイ」



夢は小さく言いながら、一粒の涙を流して目を閉じた…。
すると



「はぁっ!」



夢は声に出さず心の中で声を上げた。
いきなり後ろから抱きしめられている。
それも強く強く。



だけど、なんでだろう抱きしめられてる今この匂い
触れている今この温かさ。
目を閉じていた夢の瞳の中から溢れてきた涙。



「愛してる。」



低くて優しい声



「愛してるよ。」



涙声で小さい声。
ふりむいて向き合った見つめた先には佑君。



君あ…」



何も言わなくていい、そんな言葉が伝わってきそうに、
夢の口を君の胸が夢を抱く。
永い誓い、手を繋いで抱き合って2人目を閉じる。
唇は知っていた2人必ず元に戻ると...。



公園でもない、ただの道端にある腰位の高さのブロックに
腰をかける2人。
見つめ合うたびに笑うそして夜空を見上げる。



「また最初からだね」



「最初じゃないよ」



君は優しい顔で言った。



「夢が俺と離れて俺の知らないとこであったこと。
 俺が夢と離れて夢の知らないとこであったこと。
 切れたように感じて切れていない赤い糸繋がってたよ。」



君…」



「最初からじゃなくて、これは2人の続きさ。
 積み重なっただけさ。」




君…」



君の肩にそっと身をまかせる。
少し肌寒い夜は心地好く感じられた。



それと今日は佑君の誕生日、密かにもってきたプレゼントを渡す。



「はいこれ」



「何?」



「開けてみて」



君は嬉しいさを我慢しきれず笑みをこぼしてる。



それと今夜は君の寮にこっそり上がり込んで過ごす。
真っ暗の中唇を探して触れて見つけた。



二回目のキスHAPPY BIRTHDAY 2 you



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【2009/06/14 01:32 】 | 未分類 | コメント(19) | トラックバック(0) | page top↑
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