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第1話  拾われたネコ 救われたネコ(単品連続物語)
あたしは待ってる、でも
いったい誰を待っているんだろう…







あたしは捨てられたネコ
小さなダンボールの中で、小さな町の景色を見上げてる
革靴の音ハイヒールの音、色んな靴の音が通り過ぎていく







そしていつもと変わらない、今日も変わらない
唯一変わるのは、天気かあたしの気分だけ






ぼや~っと、太陽の温もりに体をすりすりして、
お昼寝をしようとした時だった






ガヤガヤ声とたくさんの靴の音が聞こえてきた
そしてその音の群れは、だんだん近づいて来る
寝たふりをしながら、薄目で様子を見ていた







すると…!向こうから学生らしい人たちが歩いてきた、
あたしはめったに見かけない顔だなぁ~と目を閉じた、その集団は
あたしを気にもせず通り過ぎていった







だけど誰かあたしの前に立っているような匂いがした。
あたしは薄目を開けて見てみた
あたしの前に立っていたのは、さっきの集団の中の一人だったようだ
白い服に白い肌優しい色した目に小さな口
その人はあたしの前で、しゃがんであたしを見ていた







何の用?とニャーって言ってみた






「おまえこんな寒い季節に捨てられたのか?」






なんだんだこの人は少しイラっとした







「名前はなんて言うの?」






人間でもないのに、なぜ人間は動物に話しかけるの?
しばらくその人はあたしのとこにいた







冬の太陽は早寝だから、すぐ夕暮れが訪れる
もう帰ればいいのにと思う程、さっきの人はまだいる






皆そう、短くたまに長く、かわいそうだねなんて言いながら
抱き抱えたりして、でも結局離して置いていく






そんな悲しい夢見せてくれる位なら、ただ通り過ぎてくれた方が
傷つかないのに






どうせこの人もそうだろう、あたしの側にいるけど
離れて行ってしまうのだろう






そうゆう愛は1番傷つく、その気にさせといて離してひどいよね、
まったく。






その人は腕組みしていた腕を解き、右腕を伸ばして、
手首にはめていた、腕時計を見た






もうそろそろこの人も帰るんだなと、その人が去るのを見届けてあげようと
あたしはバイバイの意味をこめてしっぽをふった。







だけど、その人はあたしを優しく両手に乗せて、
もこもこした胸の辺りあたしを抱き寄せて歩きだした






「あたしどこへ連れていかれるのだろう…」






あたしの小さな世界が動き始めた。






テーマ:社会人野球、大学野球 - ジャンル:スポーツ

【2010/01/17 09:00 】 | ユメ’s ストーリー | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
<<遅すぎる!!今年もよろしくお願いします。 | ホーム | 古田敦也さん×斎藤佑樹くん、大石達也くん 動画>>
コメント
--楽しみ~♪--
作者はハンカッチさん?
それとも空クン?


優しく抱きしめてくれた人は
石鹸の匂いの彼ですねv-10
続きが楽しみです。
by:sママ | URL | #-【2010/01/21 15:30】 [ 編集] | page top↑
--良いですね~♪--
新しい物語の始まりですか・・v-22
この先の展開がとても気になります
楽しみが、また増えましたv-425

次を待っていますね!!

もちろん、抱きしめてくれた彼は
sママ さんの予想通り、あの彼ですよねv-343


by:oyomama | URL | #-【2010/01/23 22:29】 [ 編集] | page top↑
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